三木のおもろい毎日を三木のおもろいメンバーたちが綴ります。上の書はアート書家中西賀子さんの特別書き下ろし。


by miki-omoroiwa
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農民詩人・村上志染さんのこと


木曜日の夜から始めた「広報みき」縮刷版の全頁チェックで、懐かしいお名前を見かけました。

三木市志染町出身の農民詩人、村上志染(しせん)さんです。
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「広報みき」昭和50年12月15日発行の第271号で、

この年創設された兵庫県「ともしび賞」の第1回受賞者として、

村上さんが選出されたことを伝える記事。

「ともしび賞」とは、長年にわたり郷土文化の向上に尽力された方を表彰する制度です。

記事では、志染さんの受賞理由として

「長年にわたり、地元青年団や婦人会職場サークルなどの要請に応じ、

南画指導や作詩指導に努められました。

また農村生活を題材とした純粋でかざりけのない、

土の香りと人間味あふれるユニークな創作詩に南画を添えた作品を発表するなど、

地域文化の向上に大きく貢献されました」と書かれています。


志染さんとは、

わたしが三木市立総合隣保館に勤務していたとき、お出会いしました。

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                 (総合隣保館です↑)

そのころの「隣保館だより」(月1回発行)の表紙を飾っていたのが、志染さんの南画でした。


また、隣保館での月1回の「南画教室」の指導もお願いしていました。


小柄で、気さく、終始「播州ことば」で応じられ、

融通無礙の境地とでもいうのでしょうか、

出会う人みんなをポカポカした温かい気分にしてくれるような方でした。


お願いすれば、気持ちのおもむくまま、南画をいくらでも描いていただけました。


年1度の隣保館の文化祭でも、

たしか1枚5円で、

色紙に、即興的に南画をしたためておられました。


全く我欲というものがない、無垢な、微風のような佇まいの方でした。


今、志染さんの画業やお人柄のことが、

すっかり忘れ去られているようにわたしには見えます。


三木の村上志染さんに、再びスポットをあてるべきではないかと思っています。


志染さんのようなアーティストを育んだ 三木おもろいわ


                             BY KWAKKY         
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by miki-omoroiwa | 2009-10-03 09:59 | おもろい人たち